史上最高額の日本人は誰だ? 歴代市場価値ランキング31~40位。歴史を動かした日本代表レジェンドも登場
38位:森岡亮太(現・シャルルロワ) 生年月日:1991年4月12日 当時の所属クラブ:アンデルレヒト(ベルギー) 最高市場価値:500万ユーロ(約7億円) 更新日:2018年6月3日(当時27歳) 歴代市場価値ランキングの38位には、かつて日本代表の10番を背負った経験を持つ森岡亮太がランクインしている。 森岡の市場価値の最高額はアンデルレヒト所属当時2018年6月の500万ユーロ(約7億円)となっている。2016年から活躍の地を欧州に移した森岡であったが、市場価値が上がったのはベルギーのベフェレン移籍前後からである。 2017/18シーズン、森岡はベフェレンでリーグ戦7ゴール11アシストという素晴らしい成績を残し、移籍後約半年で名門アンデルレヒトに引き抜かれた。背番号10を与えられ、大きな期待がかけられていた森岡に500万ユーロ(約7億円)の評価額がついた。しかし、翌2018/19シーズンは出場機会が激減したことにより市場価値も低下していき、その翌シーズンにシャルルロワへ完全移籍した際には市場価値が220万ユーロ(約3億円)まで下がっている。 シャルルロワでも力を十分に発揮しきれておらず、市場価値は50万ユーロ(約0.7億円)まで落ちた。ベルギーリーグで7シーズンプレーしてきた森岡は4月に33歳となり、今回で契約満了を迎える。
37位:長谷部誠(現・フランクフルト) 生年月日:1984年1月18日 当時の所属クラブ:ヴォルフスブルク(ドイツ) 最高市場価値:500万ユーロ(約7億円) 更新日:2010年7月16日(当時26歳) かつて日本代表として114試合に出場し、不動のキャプテンとして君臨していた長谷部誠が37位にランクインしている。浦和レッズでプロキャリアをスタートさせた長谷部は在籍2年目から頭角を現し、中盤を主戦場として躍動して、クラブに多くのタイトルをもたらした。 2008年にドイツのヴォルフスブルクへ移籍した当時の市場価値は150万ユーロ(約2.1億円)であった。ヴォルフスブルクがブンデスリーガ優勝を成し遂げた2008/09シーズンに、中盤以外のポジションでも起用されて結果を残した長谷部の市場価値は400万ユーロ(約5.6億円)に上昇した。2010FIFAワールドカップ南アフリカ大会では長谷部はキャプテンとして日本代表のベスト16進出に貢献し、大会後の2010年7月に自己最高額の市場価値500万ユーロ(約7億円)と評価された。 現在フランクフルトに所属する長谷部の市場価値は、2023年12月時点で50万ユーロ(約0.7億円)となっている。年齢も理由に、ここから市場価値を伸ばすことは難しいかもしれないが、そのハイパフォーマンスは健在だ。近年の長谷部は限られた出場時間の中でもそのプレーを賞賛されることが多い。まさにいぶし銀のレジェンドである。