『S.T.A.L.K.E.R. 2:Heart of Chornobyl』ゾーンの中で見つけたウクライナ文化に感動―ハードコアゲーミング料理第23回
生地が無くなるまでどんどん作っていきます。
沸騰したお湯へドボン。フチの接着が甘いと中身が漏れてくる可能性があるのでドキドキです。
3~4分すると沈んでいたヴァレーニキたちが浮かんできます。これを目安に回収&湯切り。
ちゃんと中身がこぼれずに茹で上がりました。一安心です。完全に水餃子ですが、中にはりんごやベリーが入っています。
さらに、ムリンツィも同時進行していました。まずクレープ生地を用意します。こちらは薄く作る自信が無かったため冷凍の完成品です。
クリームチーズ・スモークサーモン・イクラをセットして、キツめに巻いたら完成!
ということで、ウクライナの料理『ヴァレーニキ』と『ムリンツィ』の完成!
ヴァレーニキを味見したところ。日本人にはおかずとしての水餃子があまりにもおなじみすぎて、お菓子として食べるこの料理を果たして受け入れられるのか…と思っていたのですが、結果ひとつの違和感もなく、美味しくいただけました。中のりんごフィリングとクリームチーズがまず相性バツグン、そしてその甘い具材と皮との相性もいいんですよね。生地を牛乳とバターで練っているため、ふわっと鼻に届く香りもお菓子寄りだったことが、違和感なく食べられるポイントかも。
そして、これはサワークリームと牛乳、砂糖をあわせたソースです。これがガツンと甘い。ヴァレーニキ単体で食べると甘さ控えめな「あら、お上品なお菓子だこと」という印象ですが、このソースをつけた瞬間に「ド甘い海外のデザートが攻めてきたぞ!」と合戦が始まる程度には甘いです。でも、このソースが合うんだ…!
こちらはムリンツィをいっぱい作ってカットしたところ。なんだかめでたさのある見た目ですね、もっとキレイに作ったらおせちに入っていてもよさそう。ほんのり甘いクレープ生地と、中のクリームチーズ、スモークサーモン、イクラ。そんなの合わないはずがない!問答無用に美味!
とはいえ、日本人からするとクレープを使ってしょっぱいおかずを作って、水餃子系のデザートを食べるという混乱しそうな食卓となりました。
ひょんなことからウクライナの食文化に触れることができて、非常に新鮮な経験になりました。ところで、作中各地でヴァレーニキを見かけるのですが、それぞれの拠点にこの料理を作れる料理人がいるのでしょうか…?または、各拠点を回る伝説の料理人ストーカーのような人物が存在している可能性も……?といったところで今回はここまで!また次回!
Game*Spark KADEN
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