デカっ! 迫力満点の「超巨大ポークステーキ」が食べられる話題の専門店[FRaU]
ポークステーキの豚肉は、カナダ・レスブリッジ州の「大麦仕上げ三元豚」。味を目隠しで評価する世界的権威「iTi(国際味覚審査機構)」で、4年連続最高評価を獲得しています。 食用のNo.1グレードを誇る大麦・小麦を飼料に育てられ、加熱処理しない「皮はぎ方式」で出荷。最良な状態で届きます。 「お肉は噂通り、めっちゃ柔らかく、それでいてしっかりとした噛みごたえもある、理想的な火入れ加減。牛ステーキのように肉汁ジュワーではなく、肉の身そのものに美味しさが凝縮している感じです」
雄飛さんが唸った火入れは、3年かけて徹底的に研究。豚ロースの塊肉を1日寝かし、特製のタレに漬け込み低温調理。中まで設定温度が達するまでじっくり火を通して肉汁を閉じ込めています。
注文を受けたら表面をフライパンで焼き、高温で一気にカリッとさせて提供。外は香ばしく、中はしっとりと仕上げています。 「付け合わせのマッシュポテトとスピナッチ(ほうれん草)も、いかにもアメリカンな組み合わせでいいです」
ポークステーキは、そのまま食べてもおいしいですが、味変も楽しいと雄飛さんは言います。 「オニオンソースの他に、かき醤油や柚子胡椒、わさびなど、調味料が豊富なのもうれしい」 卓上調味料は数種類用意。塩(ピンクソルト)で豚の旨みを引き出してもよし、柚子胡椒で香りを増してもよし、わさびで爽やかにしても美味しいです。
面白いのが、広島の老舗醤油メーカー「アサムラサキ」の「かき醤油」。ちょろっと垂らすと、コクが増幅。かきの旨みが豚肉と想像以上に相性がいいことがわかります。実はオニオンソースの隠し味にかき醤油が使われていることもその証拠でしょう。 いずれの卓上調味料を使っても、旨みが強いのか豚がまったく負けません。好みを見つけて、味の掛け算を楽しんでください。
「お店によるようですが、大手町のお店では飲み放題があったり、ランチはライス・スープがおかわり自由だったり、とにかくかゆいところに手が届く細かいサービスがまた素晴らしいんです」 その中でも、限られた店舗で展開している「センベロセット」(1250円)に注目。3種類のおつまみにドリンクが最低4杯楽しめるという、かなりお得なサービス。しかも、サイコロの出目でドリンクと交換できるコインが最大7枚もらえるというから驚きです。 「グループの人たちも一人で来ている人もカップルも、みんな楽しそうに巨大なポークステーキを食べていて、『そりゃー人気出るわ!』とうなずけるお店でした」