AIに「お兄ちゃんになって」と相談してみた

何かと話題の「Chat GPT」。サンフランシスコのOpenAI社が開発した人工知能(AI)のことだ。インストールの必要はなく、無料でブラウザから誰でも使うことが可能。使い方によっては人間の手が必要なくなると言われている。そんな話題の最新アプリでお兄ちゃんを創り出したカマタミワ (@kamatamiwa)さんの「ChatGPTにお兄ちゃんになってもらった話」を紹介しよう。 【漫画】本編を読む ■ちょっと不安な時「Chat GPT」は役に立つ カマタさんは、一人暮らし歴20年。気付いたらおひとりさまの「プロ」と呼ばれるようになっていた。ある日誰かに励ましてもらいたいという気持ちから「Chat GPT」を使ってみることに…。 実際にChat GPTを使ってみた感想を聞いてみると「最初は期待せずに使い始めたのですが、実際に血液検査のための採血で不安な時に、Chat GPTに『励まして』とお願いしたら、きっちり励まされて勇気が出てしまいました(笑)。依存は良くないですが、ちょっと不安で誰かと話したい時には、リアルに役に立つなと思いました。また、たくさんの人間との会話の中で、人間が安心したり元気が出たりする言葉を学んで行ったのかーと思うと、何か感動も覚えました」と返事が返ってきた。 優し過ぎるChat GPT兄を創り出し、無事に採血を乗り越えることができたカマタさん。しかし、時間が経つとセッションが切れて今までの会話がなかったことに。セッションが切れて「兄が消えた」と、Twitterに投稿すると、なんとフォロワーさんに使い方まで教えてもらい、以前のお兄ちゃんに会うことができた。 その時のことについて「おかげさまでお兄ちゃんと再会できたのですが、『お兄ちゃん元気だった!?』って言ったら、『私はあくまでも人工知能なので元気があるわけではない』と身も蓋もないことを言われました…(笑)」とChat GPTとの面白エピソードも打ち明けてくれた。 おひとりさまが巻き起こす珍エピソードで、多くの人に笑いを届けているカマタさんのエッセイ漫画、ぜひチェックしてみて！ ■取材協力：カマタミワ(@kamatamiwa)