「“好きなことを仕事にできる”これ以上の喜びはない」元米代表が若手選手へ金言
NBAダラス・マーベリックスに所属する元アメリカ代表のクレイ・トンプソンが、ともに汗を流す若手選手へ熱いメッセージを送ったようだ。 トンプソンの言葉を公開したのは、名トレーナーのオーリン・シンプリス氏。8月14日に自身のInstagramアカウント(@theguardwhisperer)を通じて、トンプソンが語る動画を投稿すると、その言葉を複数の現地メディアが取り上げるなど反響を呼んだ。 動画内のトンプソンは、大粒の汗を流しながら次のように語っている。 「バスケットボールと恋に落ちろ。プロ選手である時間は永遠には続かない。あっという間に終わってしまうんだ。キャリアが長くなるにつれて、一緒にこの世界へ入った仲間たちとずっと一緒にいることが難しいことに気づくだろう。できる限りキャリアを楽しめ。お金も大事だけど、“好きなことを仕事にできる”これ以上の喜びはないよ」 現在34歳のトンプソンは、2011年のドラフト1巡目(全体11位)でゴールデンステイト・ウォリアーズから指名を受けNBA入り。ステフィン・カリーとの名コンビは“スプラッシュ・ブラザーズ”と呼ばれ、ウォリアーズの一員として4度NBAチャンピオンに輝いた。 長らくウォリアーズを代表する選手の一人として活躍してきたが、今オフに6球団が絡む大型トレードでマーベリックスへ移籍。13年のNBAキャリアを誇るトンプソンにとって、この夏は大きな変化を受け入れる転換期となった。 ウォリアーズで一時代を築き、今なお第一線で挑戦を続ける男の言葉は、若手選手への金言となったはずだ。
BASKETBALL KING