97億円で菊池雄星獲得も「毎年、無駄な努力を…」 エンゼルスの成否に米記者が言及、キーマンを叱咤
アストロズからFAの菊池、3年契約でエンゼルス入りとの報道
米大リーグのエンゼルスが25日、アストロズからFAとなっていた菊池雄星投手を獲得したと米紙「ニューヨーク・タイムズ」のジョン・ヘイマン氏が自身のXで伝えた。3年総額6300万ドル(約97億円)の巨額契約だという。エンゼルスは今季ア・リーグ西地区で最下位。米国のスポーツ専門メディアの記者は、この補強の成否も「トラウトにかかっている」とカギになる主砲を叱咤している。 【画像】「ドレスが美しい」「上品なカップル」 肩を寄せ合う姿が「素敵なご夫婦」と絶賛された菊池雄星夫妻の実際の2ショット写真 米野球専門ポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」公式Xが、スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者の見方を伝えた。 今季のエンゼルスは、63勝99敗でア・リーグ西地区の最下位。浮上はオフの補強にかかっている。その中で早々に先発左腕の補強を決めたことになるが、ローゼンタール記者は「エンゼルスは毎年、無駄な努力をしているか、何か違うことをしようとしているように見える」と、この動きも手放しで称賛しているわけではないようだ。 なぜかといえば、この補強の成否も結局「トラウトにかかっている」からだ。今季わずか29試合出場で打率.220、10本塁打に終わった主砲の復活が、上位進出には欠かせない。さらに「アンソニー・レンドンについては、エンゼルスがどれほど彼を頼りにしているかは分からない。彼らはまだ先発投手を必要としている。恐らくもう1人」と、今後の補強を予測している。
THE ANSWER編集部