選手11人ながら秋の中国大会で8強 大田を21世紀枠の県推薦校に選出 来春のセンバツ高校野球 地元児童への指導などボランティア活動も評価
島根県高野連はこのほど、来春にある第97回選抜高校野球大会の21世紀枠の県推薦校に大田を選んだと発表した。同校が県推薦校に選ばれたのは7年ぶり3度目。選手11人と少人数ながら今秋の中国地区大会で8強入りした成績面やボランティア活動などが評価された。 【大田高】送りバントやスクイズで手堅く1点を奪う野球
人数不足で実戦練習が不足するハンディを練習試合を重ねることでカバー。県秋季大会では、堅い守りを見せ5試合中3試合で零封勝ちして4強入り。24年ぶりに出場した秋季中国地区大会では、1回戦で境(鳥取1位)を破り8強入りを果たした。「大田市野球フェスティバル」など子どもを対象としたイベントなどで野球の普及とレベルアップに携わっている点も評価された。 21世紀枠の選抜出場校については、12月13日に中国地区の推薦校が1校発表され、来年1月24日の選考委員会で全国から2校が選出される。