出荷量が4年で3.9倍に “市場急拡大”の蒸留酒『ジン』 人気の背景は“参入のしやすさ”? 新潟からも続々参入
日本酒『久保田』で知られる長岡市の酒蔵・朝日酒造も今年、ジンの製造に乗り出しました。その名も『KUBOTA GIN(くぼたジン)』です。参入した理由のひとつは、自由度が高く、個性を出しやすいジンの造り方にあるといいます。 朝日酒造 経営企画部 事業開発課 田村博康マネージャー 「ジンは(原料の)縛りがほぼないですから、味の表現がすごくできる。今回のような我々が考えている“コンセプト”も、ジンだからこそ表現できるものかなと思っています」 コンセプトは“里山”です。マイタケに、甘酒など16種の素材を組み合わせ、土や木、草のにおい、田んぼや大地の生命感を表現しているそうです。 造り手によってさまざまに表情を変え、参入障壁も低い、蒸留酒ジン。市場は今後さらに拡大していくかもしれません。
新潟放送