第93回選抜高校野球 県岐阜商、実戦感覚磨く 練習試合 長野・松商学園に快勝 /岐阜
19日に開幕する第93回選抜高校野球大会(毎日新聞社など主催)に出場する県岐阜商は13日、岐阜市の長良川球場で松商学園(長野)と練習試合をし、快勝した。6日に対外試合が解禁されてから、享栄(愛知)や愛工大名電(同)など近隣県の強豪と積極的に対戦し、実戦感覚を磨いている。 この日は雨が上がった午後2時にプレーボール。一回裏に松商学園に1点を先制されたが、五回表、代打の行方丈の2点本塁打で逆転。七回には高木翔斗主将の中前適時打などで得点を重ね、8―1で勝った。 試合後、高木主将は「ヒットはまだ少ないが、練習試合を重ねるごとに140キロ台の球も打ち返せるようになっている」と、日ごろの素振りやマシンを使った速球対策に手応えを感じていた。 県岐阜商は、既に6、7日に試合をこなし、14日と16日にも予定。19日に甲子園へ出発。初戦は22日の第1試合(午前9時開始予定)で市和歌山(和歌山)と当たる。【熊谷佐和子】