ゴルフ練習場の前に放置されたガソリン入りのバケツ

　大阪府松原市のゴルフ練習場でガソリン入りの不審なバケツが見つかり、従業員がやけどをした事件で大阪府警は17日、殺人未遂の疑いで65歳の会社員の男を逮捕しました。 　殺人未遂の疑いで逮捕されたのは大阪府羽曳野市に住む、会社員の岡本勝年容疑者（65）です。岡本容疑者は5日夜から6日朝の間に大阪府松原市にあるゴルフセンターの事務所入口に何らかの仕組みで爆発するガソリン入りのバケツを設置し、バケツを移動させようとした従業員の腕にやけどを負わせた疑いがもたれています。 　バケツには「よろしければお使いください」などと書かれた社長宛の紙が貼られていましたが、岡本容疑者は警察の調べに対し「不特定多数をねらったわけではない。ゴルフセンター経営者を狙った。正直なところ、あの程度の設備では死ぬまでには至らないだろうと思っていた。その他逮捕された事実に間違いはない」と容疑を一部否認しています。