【日本ハム】伊藤大海が開幕戦以来の白星懸けて先発「勝ちにつながる投球を」…12日・オリックス戦
日本ハム・伊藤大海投手(26)が開幕戦以来の白星を懸けて、12日のオリックス戦(京セラD)で先発する。昨季の同カードは5登板で0勝4敗、防御率4・66。“鬼門”突破へ「カード頭で本塁打を浴びてしまうと流れも悪くなる。長打での失点に気をつけて、勝ちにつながる投球をしたい」と意気込んだ。 テーマを持ってマウンドに上がる。7回7奪三振と力投した5日の西武戦(エスコン)は先頭打者を出塁させた2、5回にともに1点を献上。相手打線を勢いづけないためにも先頭封じは必須と定め、「前回は先頭を出した回に点を取られたので、先頭バッターを出さないことを第一にイニングを重ねられたら」と思い描いた。 相手先発の東は前回登板で7回1失点と好投しており、デビューから無傷の8連勝中と絶好調。“負けない男”との投げ合いに向け「きのう(10日の楽天戦で)セデーニョ選手が2本ホームランを打っていますし、つながっていくと怖い打線」とさらに警戒心を強めた。パ王者との一戦で初戦を取れば、チームもさらに勢いづく。昨季のリベンジへ、若きエースが猛牛打線を食い止める。
報知新聞社