"神スタイル"の青井春が語る初グラビアの記憶「『大御所感あるね』『どっしりしてるね』とも言われました(笑)」
ーー撮影はどんな感じだったんですか? 青井 これは千葉県のスタジオで撮影したと思います。天気はまぁまぁよかったのかな......。すみません、よく覚えてないです(笑)。 ーーやっぱりファーストショットは不安とか緊張がありました? 青井 特にないですね。やると決めたら腹をくくるタイプなんで。あ、いや、やっぱりちょっと不安はあったかな(笑)。なにより初めての仕事なので。 ーーですよね(笑)。 青井 なによりそれまでビキニって着たことがなかったんです。だから、うん、抵抗はありましたね。 ーー青井さんといえば「Iカップ」のチート級スタイルが大きな魅力。とはいえ以前、別のインタビューで胸が大きいことにコンプレックスがあったとお話されていました。 青井 もう本当にいやでした。いつも体型がわからない洋服ばかり着ていたし、さらしを巻いて体型がわからないようにしたり。一度、胸を取り除く手術をしたいと親に話したことがあって、それで大喧嘩になったこともあります(笑)。 ーーでもグラビアではそれが大きな武器になる。 青井 そうみたいです(笑)。でもこの撮影の時はまだよくわかってなかったけど。 ーー他に印象的だったことはあります? 青井 メイクかな。グラビアってナチュラルメイクじゃないですか。素材を活かすってことなんでしょうけど、正直、物足りなかったです。仕上がった瞬間、「え? ほぼ、すっぴんやん!」って思いましたから。あとは......現場自体、すごくラフだと思いましたね。ひとつの衣装に対して、何十分もかけて撮るから、ファッション撮影みたく細かな指示はないというか。自然体を撮影してもらうのは新鮮でした。 ーーグラビアの現場って「可愛い」「いいね」とかって言葉が飛び交うじゃないですか。それについては? 青井 特には。でもグラビアの現場って過保護ですよね。ガウンを着せてくれたりとか、やたら何かしてくれる。ありがたいけど、それも戸惑いました。あ、そうそう、たくさん「かわいい」は言われたけど、「大御所感あるね」「どっしりしてるね」とも言われました。え? 態度デカいんかなとかって気になちゃって(笑)。 ーーいやいや、それだけ存在感があったってことですよね。掲載誌は買いにいきました? 青井 発売日になる深夜の12時に、ママと近所のコンビニを徘徊しました。で、誌面を見て「ほんまに載ったんや」って。それまで自分がグラビアに載ることって、どこか信じられないところがあったんですけど、誌面を見てちょっとだけ現実感がわいてきました。 ーー週プレを棚の前に出して目立たせたとか? 青井 それはなかったです。そういえば誌面に「Hカップの~」とかキャッチが書いてあったんです。それを見て、「そんなん、わざわざ言わんでええやんか!」とつっこみたくなりましたね(笑)。とにかくコンビニに売っている雑誌に自分のグラビアが載るって、不思議な感じがして。「この先、どうつながっていくのかな?」って、ぼんやり思ったのを覚えています。 ●青井 春(あおい・はる)1998年3月26日生まれ 大阪府出身身長164㎝ B90(Icup) W58 H83〇"チート級スタイル"を武器にさまざまなグラビア誌を席巻。公式X【@harujjang26】 公式Instagram【@harujjang26】 公式Tiktok【@harujjang26】 取材・文/大野智己 撮影/荻原大志