山陰地方でも10月に入り急増 マイコプラズマ肺炎に注意 症状やその対策とは?
日本海テレビ
この秋から冬にかけて全国で広がりが懸念されている「マイコプラズマ肺炎」。国立感染症研究所によりますと、1999年からの統計開始以来、全国で過去最多の感染者数を更新しています。 一体、どんな感染症なのでしょうか。 おおたにこどもファミリークリニック 大谷英之 院長 「マイコプラズマという細菌によって起こる感染症。小学生・中学生・大人の方も肺炎などを合併するということも言われています」 特に免疫反応を示さないこどもや若い人の間で感染しやすいというマイコプラズマ肺炎。感染から発症までの潜伏期間は2~3週間、主に飛沫感染によって発熱・倦怠感・頭痛・乾いた咳などの症状が現れます。 しかしー。 おおたにこどもファミリークリニック 大谷英之 院長 「歩く肺炎と言ったりする。こじらせて肺炎になっても比較的元気があって普段通りの社会生活になりますので、そうして感染が広がることが多い」 風邪やインフルエンザと違い、重症化すると肺炎のような症状もみられるそうです。 山陰地方でも10月に入り急増。都会で流行していた夏頃から人の行き来によってこの時期に増え始めました。 山陰地方でも徐々に感染者数が増えている中、小さい子供を持つ親はー Q「マイコプラズマ肺炎」聞いたことは? 親 「聞いたことはあります。心配はありますね」 「マスクはこの子はできないので 感染しないように消毒をしたり、 手洗いはできるので手洗いはしたり」 「外出先から車に乗るまでに必ず消毒をしたり石けんで流水を使って手を洗うようにはしている」 また、こちらの施設では子どもが口にしたおもちゃをその都度、職員が消毒する対策を行っていました。 これからの季節、広がりが懸念されるマイコプラズマ肺炎。おおたにこどもファミリークリニックによると、マイコプラズマ肺炎はこれまでのコロナ対策と同様、手洗い、マスク、換気によって防ぐことができるため、対策を行ってほしいと呼び掛けています。