「追われる立場」の日本の世界一に向けた戦いが始まる | FIFA ビーチサッカー ワールドカップ UAE 2024 ドバイ 日本 vs. コロンビア プレビュー
日本は茂怜羅オズ選手兼監督を筆頭に、大場崇晃、赤熊卓弥ら前回の準優勝メンバー8人を核としており、2020年の茂怜羅監督就任以降に積み上げてきたチームの土台は盤石なものができつつある。UAE入り後、3試合の国際親善試合を実施し、強豪のスペインと引き分け、大会前最後の試合であるメキシコには5-4で競り勝っている。チームの中心である赤熊卓弥と大場崇晃が3試合連続ゴールと調子を上げて大会に突入しそうだ。
当然ながら、他チームは日本のこれまでの戦いを研究、分析し、対策を講じてくるであろう。その“包囲網”をくぐり抜けるためには新戦力の台頭が不可欠で、特に今回初めてワールドカップに臨む4人の活躍に期待が懸かる。特に、山田貴仁と大谷陸斗のピヴォは2人が攻撃面で結果を残せるかどうかは、初戦はもちろんのこと、世界のトップを目指す上で欠かせない要素となるだろう。
まずはグループステージ突破の行方を占うコロンビア戦から日本の世界一に向けた戦いが始まる。
文:J SPORTS編集部
J SPORTS 編集部