【インターハイ2024女子展望】京都精華、桜花学園、岐阜女子らが有力⁉︎地元の精華女子、東海大付福岡もチャンス大
■右サイドは岐阜女子が頭一つ抜けているか⁉︎ 勢いのあるチームが多数
右上ブロックは、北海道を制した日本航空北海道が第3シードに。昨年から経験を積んできた2年生が攻防において起点となるが、中でも180センチの庵原有紗(2年)は、U17女子日本代表メンバーであり、チームのポイントゲッター。オールラウンドな動きでチームを引っ張っている。インターハイは、地元開催となった昨年の北海道大会に続いて2度目とまだ若いチームだが、ベスト8へと駆け上がる力は十分に持ち合わせているだろう。 このブロックで有力となるのは地元福岡県代表の東海大学付属福岡高校や関東大会優勝の日本航空高校(山梨)。日本航空は下級生の頃から主力を担ってきた選手たちが3年生となり勝負の年。インサイド、アウトサイドとどこからでも得点可能な布陣となっている。さららに沖縄県代表の石川高校は、すでに昨年のウインターカップは出場を果たしているが、インターハイは初出場。機動力を武器に一戦必勝で戦う。 右下ブロックは、東海大会優勝の岐阜女子高校(岐阜県)を中心に展開されるだろう。186センチのディヤイ ネイ(3年)のリング下でのプレーや3ポイントシュートを得意とする安藤美優(3年)などインサイドとアウトサイドとバランスよく攻撃を仕掛ける。強固なディフェンスも特長の岐阜女子は、2017年以来の優勝を狙う。 このブロックは、九州大会準優勝の小林高校(宮崎県)、東海大会3位で後藤音羽(3年)を擁する浜松開誠館高校(静岡県)、近畿大会3位の大阪桐蔭高校(大阪府)らが上位進出を虎視眈々と狙っている。加えて、初出場の青森商業高校(青森県)も注目だ。 京都精華が連覇を伸ばすのか、桜花学園、岐阜女子と東海の強豪が夏を制するのか、またはダークホースとなるチームが現れるのか。今年の女子も先の読めない混戦となりそうだ。
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