得点率トップは永田啓二/ボートレース若松
ボートレース若松「ミッドナイトボートレース第42回日本財団会長杯」は12日、早くも予選最終日(12Rまで)を迎える。 完全優勝の可能性もあるのでは…と思われていた永田啓二は6号艇で2着と敗れてしまったが、得点率トップはキープ。道中で握って回って追い上げる回り足は素晴らしいが、ドリーム戦を戦った平尾崇典に対しては、「スタートで遅れたら、まくられそうな雰囲気があった」という。 その平尾は2日目を連勝。特に4カドからまくり差した6Rでは半艇身遅れたスタートから一気に伸びており、永田の証言を裏づける。3日目は8R1号艇の1回乗りで1着は堅そう。永田は3日目2回乗りで後半12Rは1号艇だが、前半7Rが5号艇。平尾相手に予選トップを守るには3日目連勝しかないので状況は平尾に有利と言える。 3位には村松修二、4位タイに向後龍一と小池修平がつけており、事実上、残るひとつの準優1号艇のイスはこの3人で争う。村松は伸びが不満、向後は前検抜群の感触から下降気味、逆に小池はF2とは思えないレースが続いており、パワーも本格化してきた印象がある。 準優ボーダーは6.33と高め。まさかのボーダー下になってしまった郷原章平や松田竜馬、三川昂暁ら地元勢に森貴洋、板橋侑我らが勝負駆けを残している。
マクール