深セン男児死亡事件から1ヵ月 外務省は日本人学校の警備強化を表明 中国政府は犯行動機をいまだ明らかにせず
尾崎記者: また、中国の景気低迷で現地で暮らす日本人は徐々に少なくなっており、今回の事件でさらに落ち込むんじゃないかと指摘する人もいます。 中国政府はそれを恐れて、なるべく問題を大きくしたくないという思惑があるのではと思います。
先の見えない状況…日本人の安全対策は
尾崎記者: 相次ぐ襲撃事件に、なるべく外出を控える、日本人であることが目立たないよう、通学時にランドセルを使わない、あるいは公共交通機関で日本語で話すことを控えるなど対策している人もいます。 ただ結局のところ、どこまでやればいいのか確たる情報は出てきませんので、不安が拭えません。 日本政府としては情報開示はもちろんのこと、例えばSNS上の悪質な反日投稿の取締りなど、中国政府に対してどこまで求められるのか、日本外交の力が問われているところだと思います。 (『newsおかえり』2024年10月18日放送分より)