米黒人に人種差別メッセージ送る 「奴隷捕獲人に迎えに行かせる」
【ワシントン共同】5日投票の米大統領選の後、米各地の黒人らが次々と人種差別的なメッセージをスマートフォンで受け取り、連邦捜査局(FBI)が調べている。綿花農場で奴隷労働させると脅迫する内容で、送信元は不明だ。黒人団体は、トランプ次期大統領が人種間の憎悪をあおってきたと批判している。 CNNテレビによると、メッセージは「おまえは綿花農場の労働者に選ばれた。奴隷捕獲人に迎えに行かせるから準備しろ」などの内容。スマホのテキスト送受信機能を使って送られ、30州以上で確認された。米国で奴隷制度があった時代、多くの黒人奴隷が綿花農場で労働を強制された歴史がある。