シック4Gのレバークーゼン、大勝でバイエルン追走
【AFP=時事】24-25ドイツ・ブンデスリーガ1部は21日、第15節の試合が行われ、バイヤー・レバークーゼンは、パトリック・シックの4得点などでSCフライブルクに5-1で勝利し、首位バイエルン・ミュンヘンとの勝ち点4差を維持した。 【写真】シックと競り合うSCフライブルクの堂安律 年内最後のリーグ戦となる今節は、19日に中部ザクセン・アンハルト州マクデブルクで発生し、少なくとも5人が犠牲になった車の突入事件が暗い影を落とす中で行われた。選手や多くのファンが黒い腕章を着け、各試合の前には1分間の黙とうがささげられた。 ピッチ上では、レバークーゼンが冬季中断前にバイエルンが首位を独走することに歯止めをかける快勝を収めた。 試合が膠着(こうちゃく)していた前半アディショナルタイム、レバークーゼンはフロリアン・ビルツのパスからシックが見事なタッチの繊細なループシュートを決め、試合に足りなかった質の高いプレーで先制。さらに51分、ビルツが序盤のPK失敗を遠い過去にするかのように、うまく角度をつくってからシュートをたたき込んだ。 その後、雨が激しく降る中でフライブルクは相手の不用意なパスを奪い、ビンチェンツォ・グリフォがゴールの端に流し込むシュートを決めて突然1点を返した。 それでもレバークーゼンは、再びビルツのアシストからシックのヘディングシュートでリードを再び2点に戻した。シックは三度ビルツのお膳立てからハットトリックを達成すると、その後も自身4点目、チーム5点目を追加した。【翻訳編集】 AFPBB News