放映権料は推定3億...来春に開催予定の『嵐』”復活コンサート”を巡って勃発するテレビ局の争奪戦
コンサートの放映権を狙う民放キー局
『嵐』のデビュー25周年記念コンサートが来春にも開催される見通しとなり、ファンが狂喜乱舞している。大手芸能プロ関係者が解説する。 【秘蔵画像】5人揃った姿が再び...!復活コンサートが予定される『嵐』の活動休止前の貴重写真 「今年がデビュー25周年なので、本来ならこの11月に開催される予定でした。ところが、『株式会社嵐』と『STARTO ENTERTAINMENT』(以下STARTO社)”との間で、コンサートの収益やグッズの売り上げなどの配分をどうするか、権利関係の調整に時間を要したとかで、来春にずれ込んでしまったようです。開催日の本命はGW。一夜限りのコンサートで、会場は国立競技場か日本武道館が有力視されています」 『嵐』の一夜限りの“復活”には、昨年12月にSTARTO社の社長に就任した福田淳氏も力を入れていたという。 「福田氏は『嵐』のコンサートでSTARTO社を大いに盛り上げようとしていた。しかし、権利関係の調整に時間を要し、リーダーの大野智(43)との交渉も難航したとかで、延期せざるを得なかったそうです」(同前) 『嵐』復活のキーマンである大野については、来春のコンサートを最後に引退するという報道まで飛び出しているが、株式会社嵐やSTARTO社からしてみれば「そう簡単に活動終了というわけにはいかない」とレコード会社スタッフが言う。 「『嵐』のファンクラブの会員は一時300万人を超えるとみられていました。活動休止を受けて退会したファンもいるものの、現在の会員数は少なく見積もっても200万人を下らないでしょう。ファンクラブの年会費は4000円なので、年間約80億円の売り上げです。ドル箱である『嵐』の今後は、メンバーの意志だけでは決められないのです」 そして、この『嵐』のコンサート利権を民放2局が狙っているという。 「日本テレビとフジテレビが水面下で争っているといいます。放映権料は推定3億円。先のワールドシリーズ1試合分の放映権に相当する額です。もっとも、日テレは『Hulu』、フジは『フジテレビオンデマンド』の配信でもコンサート映像を流用できるため、回収は容易でしょう。リアルタイムの視聴率も相当期待できる。櫻井翔(42)、相葉雅紀(41)、二宮和也(41)の3人をレギュラー番組で囲い込んでいる日テレが一歩リードしているとみられています」(民放キー局関係者) 日テレとフジといえば、大谷翔平(30)の新居を競い合うように紹介して、ドジャースから一時“取材パス凍結”を喰らった過去があるのが気がかりだが――。
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