【中継】後継候補選び、ハリス氏への一本化に向けた動き加速 バイデン氏の撤退表明から一夜明け
日テレNEWS NNN
アメリカのバイデン大統領が、選挙戦からの撤退を表明し後継候補にハリス副大統領を指名しました。ワシントンから最新情報を伝えてもらいます。 バイデン氏の撤退表明から一夜明けハリス副大統領への一本化に向けた動きが加速しています。 アメリカメディアはハリス副大統領が民主党下院議員の153人、上院議員32人の支持を獲得したと伝えています。支持が広がった背景には民主党内がこれ以上混乱すると共和党を利することになるという懸念から早期に一本化をはかる狙いがあるとみられます。 一方で、民主党幹部やオバマ元大統領はハリス氏への支持を明言していません。党の重鎮・ペロシ元下院議長は手を挙げた候補者による「開かれた候補者選び」を求めていると報じられていてすんなりハリス氏にまとまるかは不透明な状況です。 民主党は24日に候補者を選ぶ手続きについて議論をする予定です。 ――トランプ氏は「ハリス氏の方が簡単に倒せる」と話していますが本当のところどうなんでしょうか。 バイデン氏の方が良かったというのがトランプ氏の本音だと思います。 これまで「高齢批判」はバイデン氏に向かっていましたがハリス氏が相手となると78歳のトランプ氏に批判の矛先が向きます。また、検察官出身のハリス氏は大統領経験者として初めて起訴されたトランプ氏に対し「検察官対重罪犯」という構図で追及するとみられています。 一方、トランプ氏はハリス氏が移民問題を担当していることから徹底的に移民問題で攻撃するとみられます。