新浜レオン、堂々とした紅白発表会見「“盛り上がレオン”でいきたい」
歌手の新浜レオンが19日、NHKで行われた『第75回NHK紅白歌合戦』出演者発表記者会見に登壇。大晦日(19時20分~)に放送される『第75回NHK紅白歌合戦』への初出演が決定した。 【写真】新浜レオン『第75回NHK紅白歌合戦』出演者発表記者会見の模様 紅白出場を知ったのは19日当日の朝。レオンは「スタッフの方を通じておめでとう、いや、“コングラッチュレオン”と本当に嬉しかったです」とその日の朝知ったことを明かした。 楽曲『全てあげよう』のプロデュースを務めた木梨憲武(とんねるず)と作詞作曲をした所ジョージに紅白初出場の連絡は?という問いに、「まだです。『紅白に絶対に出るんだ』という気持ちで昨年末から、この1年走ってきたので、お2人にこの報告をすることを自分も目標にやって来たので、早くご報告したいという気持ちでいっぱいです」とコメント。 木梨と所ジョージとの共演に関してレオンは、「いろんなところでご一緒するたびに『木梨さんと所さんだ!』って毎回夢のようなんです。先日おこなった自分のライブにも飛び込みで来てくださったり、リリースイベントを都内でやったときも、事前にお話もなく飛び込みで来てくださったりすることもあるんです。台本がないことが多いので、何が起きるのか僕もドキドキしています。(紅白で)ご一緒できる、そんな瞬間があれば幸せだなと思います」と述べた。 そして、新浜レオンの伝家の宝刀、膝スライディング(“膝スラ”)が見どころの1つになるのでは?と心境を聞かれたレオンは、『全てあげよう』の作詞・作曲は所ジョージさん、プロデュースは木梨憲武さん。その木梨さんからテーマは西城秀樹さんで、秀樹さんのように熱く歌うのは当たり前だけど、『全てあげよう』歌う新浜レオンとして何かほしいというところから生まれたのが、膝スライディングでした」と誕生秘話を明かす。 ここで「『なんだよそれ』という方もいらっしゃると思うので、実演させていただきたいと思います」と、まさかの膝スラを実演。4回膝スラを行い、衣装のパンツの膝がスライディングによる熱で薄くなってしまっているのを記者から指摘。即座にレオンは「“破レオン”」とダジャレで応戦。「“少しでもみんなに笑顔を”というキーワードでやってきた膝スラを(紅白本番)でできたら」と想いを語った。 また、マントを着用しているレオンに対して、紅白用に特別なマントや衣装を着たいといった希望は? という問いに、「尊敬する五木ひろしさんから、レオンはいつもキラキラしていなければダメなんだ、という言葉が僕は忘れられなくて、まずは派手にキラキラ。紅白という素晴らしい舞台に負けないくらい派手に行きたい。でも、膝だけは滑れるスタンバイで」と希望を話した。 記者から初めての「紅白会見とは思えない堂々としている」と褒められたレオンは「“デレデレオン”」と照れる。この堂々とした会見で本番へのハードルが上がってしまうのでは? と聞かれたレオンは、「自分は歌手ですから、歌というのは持っていますが、まずは『新浜レオン』という名前を知っていただくために“がんばレオン”や“おつかレオン”というものを作っていったのですが、これが日本全国に“流行レオン”と思っているので、紅白本番でも“盛り上がレオン”でいきたいと思います」と宣言し、会見を締めくくった。