センバツ2023 選手紹介/17 報徳 徳田拓朗/社 金田珠太 /兵庫
◇報徳 徳田拓朗(1年) 冬に送球技術を向上 中学時代から捕手としてプレーし、キャッチング技術に自信を持つ。大角健二監督は「しっかりとした野球観があり、(正捕手の)堀に何かあっても試合を任せられる」と信頼を寄せる。 秋季近畿大会はベンチに入れず、決勝の大阪桐蔭戦ではボールボーイとしてグラウンドに立った。「見ているだけで何もできず悔しかったが、センバツでベンチ入りし一歩前進できた」と語る。 養父市出身のプロ野球選手、坂本誠志郎(阪神)の捕球技術を尊敬し、動作を参考にする。冬は二塁への送球練習に取り組み、速度と精度を向上させた。「リズム良く相手打線を打ち取ってチームを勢いづけたい」とセンバツに備える。 …………………………………………………… (1)174センチ・60キロ(2)右・右(3)捕手(4)伊丹市立笹原(5)ゲーム ……………………………………………………………………………………………………… ◇社 金田珠太(しゅうた)(2年) メモを取り自己分析 読書が好きで、小説から論文の書き方まで幅広いジャンルの本を読む。一気に集中して読み進めるのではなく、少しずつじっくり読むタイプで、野球にも通じるところがあり、「心配性」と自己分析する。分からないことがあると、教えてもらったことは必ずメモを取る。「以前にも同じことを言われていると、自分に足りない部分を客観視できる」と効果を話す。 秋季大会では、自分では良い当たりと思った打球も失速したことから、長打力の向上を目指す。練習ではロングティーバッティングで遠くに飛ばすことを意識している。「センバツでは一つでも多く勝てるよう本塁打を放ち、チームに貢献したい」と誓う。 …………………………………………………… (1)177センチ・70キロ(2)右・左(3)中堅手(4)宍粟市立山崎西(5)読書 ……………………………………………………………………………………………………… 【メモの見方】(1)身長・体重(2)投・打(3)ポジション(4)出身中(5)趣味 〔神戸版〕