明日27日はメイストームによる強風注意 28日は九州~関東で警報級の大雨の恐れ
28日(火) 九州~関東で警報級の大雨の恐れ
本州付近は前線が停滞するため、台風から離れていても、熱帯育ちの湿った空気が流れ込み、前線の活動が活発化。28日(火)を中心に、九州~関東では警報級の大雨に警戒が必要です。 28日(火)は、南西風が入る鹿児島県、熊本県、紀伊半島、静岡県などで特に雨量が増える恐れがあります。 関東は28日(火)夜~29日(水)朝にかけて、東京都心や神奈川県、千葉県、茨城県など沿岸部を中心に警報級の大雨の恐れがあります。 台風が離れていても、西日本や東日本の太平洋側では大雨に警戒が必要です。
大雨への備え
大雨に備え、あらかじめ備えておいていただきたいことは、次の3つです。 ① 避難場所や避難経路の確認をしておきましょう。いざ大雨による災害が発生すると、避難経路が通れなかったり、避難場所に行けなくなったりすることもあります。複数の避難場所や避難経路を確認しておくことが大切です。また、川や斜面の近くは通らないようにするなど、浸水や土砂災害の危険性が高い場所を避難経路に選ぶのは、避けてください。確認した避難場所や避難経路の情報は、家族で共有しておきましょう。 ② 非常用品の準備をしておきましょう。非常用の持ち出し品は、リュックなど両手が使えるものに入れて、すぐに持ち出せる所においてください。避難時に履く靴は、スニーカーなど、底が厚く、歩きやすい靴を用意するのが安全です。また、水道や電気など、ライフラインが止まった時に備えて、水や食料も用意してください。 ③ 側溝などの掃除をして、水はけを良くしておきましょう。砂利や落ち葉、ゴミなどが詰まっていないかも、確認しておいてください。
日本気象協会 本社 福冨 里香