王座陥落・井上拓真、判定のアナウンスに何度もうなづく「技術うんぬんというよりも気持ち。聞く前から『負けた』と思った」ボクシング
◇13日、ボクシング 7大世界戦＋那須川天心 第1日（東京・有明アリーナ） メインイベントのWBAバンタム級タイトル戦は同級2位・堤聖也（28）＝角海老宝石＝が王者・井上拓真（28）に12回判定3―0で勝ち、新王者となった。井上拓は3度目の防衛に失敗した。 ◆日南まみ＆赤城ありさ、ラウンドガールを務める【写真】 10回にダウンを喫した井上拓は判定のアナウンスを聞いた瞬間に何度もうなづいて、「技術うんぬんというよりも気持ちで相手が上回ってきた感じ。判定を聞く前から『負けた』と思った。後半あたりから相手のペースに付き合ってしまった」と敗戦を受け入れた。 これまでWBCバンタム級王者・中谷潤人（M・T）との統一戦を熱望してきたが、この敗戦で出直し。堤と今後再戦することへの意欲も問われたが、「ゆっくり休んでから考えたい」と話すにとどめた。
中日スポーツ
