「今夏最大の当たり補強」菅原由勢の市場価値が急上昇! 現地紙は絶賛、データでわかる日本代表DFの凄さとは?【海外の反応】
今夏の移籍市場でサウサンプトンに移籍した日本代表DF菅原由勢への称賛が止まらない。プレミアリーグに復帰した今季、開幕3連敗を喫するなど苦戦しているクラブの中で、一筋の希望の光となっているようだ。イギリスメディア『FOOTBALLFANCAST』が現地時間10日に報じた。 プレミアリーグ第3節のブレントフォード戦では、今季のリーグ戦でチーム内唯一の得点者にもなった菅原。チームを牽引する右サイドバックについて同メディアは、「菅原は宝石のような自らの価値をすでに証明しており、今夏の補強のうち最大の当たりが、この日本代表をたった700万ユーロ(約11億円)で獲得できたことであるのは間違いないだろう」と、新加入選手の中で最も優れたパフォーマンスだと称賛している。 さらに、開幕から3試合での菅原のスタッツを比較し、そのデータによると、開幕から45分、72分、90分と徐々に出場時間が増えたため、41回、62回、100回とボールタッチ数も増加しているにもかかわらず、なんとパス成功率も58%、75%、88%と伸びている。第3節の菅原を「100回のボールタッチをこなしながら、常にチャンスを作ろうとする存在」と分析し、「彼の市場価値が上がっても驚きはない」と評価の高まりを予期している。 実際にデータサイトの『Football Transfers』で確認すると、現在の菅原の市場価値は1210万ユーロ(約19億円)と査定されている。これはサウサンプトン加入時の移籍金の倍に近い金額であるだけでなく、今夏に新エース候補として獲得したFWベン・ブレアトンの市場価値、1180万ユーロ(約18億円)をも上回る額だ。菅原が、新たなチームの顔となったことが、具体的な数字をもって証明されている。リーグ戦初勝利をかけて戦う次節は、強豪マンチェスター・ユナイテッドとのホーム戦。日本時間14日20時30分にキックオフする。
フットボールチャンネル編集部