組子細工の障子戸奉納 5年かけて制作
RAB青森放送
くぎを使わず木片を組み合わせて作る「組子細工」を使った障子戸が八戸市の蕪嶋神社に奉納されました。 きのうは八戸市の中山建具工業の中山社長たちが参拝し、できあがった作品を神社におさめました。 障子戸は伝統技術の「組子細工」で神社の社殿と蕪島の海、ウミネコなどの姿を施しました。 細く割って作った木片を格子状に組み付ける繊細な技術で、完成までに5年かかりました。 ★中山建具工業 中山晃伸 社長 「なかなか満足のいくような形にならなくてそれで時間がいろいろかかったんですけれどそれぞれにちょっとした細工がありますのでそれを見ていただければ楽しめるかなと思っていました」 匠の技がひかる美しい仕上がりに、蕪嶋神社の野澤宮司は感謝を述べていました。