FA・ソトがレッドソックスと3時間会談 レジェンドOBが勧誘で「感銘を受けた」
米ニュースサイトのマスライブは15日(日本時間16日)にヤンキースからFAのフアン・ソト外野手(26)が14日(同15日)、滞在先の米カリフォルニア州で代理人のスコット・ボラス氏らとともに、レッドソックス関係者と3時間に及ぶ会談を行った、と報じた。 レッドソックスからはトム・ワーナー会長、サム・ケネディ社長、クレイグ・ブレスロー編成本部長とアレックス・コーラ監督が参加。金銭や契約期間に関して話し合うことはなかったものの、ソト本人から選手の評価方法、本拠地フェンウェイパークや(キャンプ地など)その他の施設についての質問を受けるなど、「実りの多い会談だった」と伝えた。 今回の面談ではドミニカ共和国出身で、レッドソックスOBのペドロ・マルティネス、マニー・ラミレス、デービッド・オルティスがビデオで勧誘したという。「レッドソックスのプレゼンテーションにはドミニカ共和国出身のスター選手の歴史を紹介するビデオも含まれ、ソトは感銘を受けたと言われている」 ボストン・グローブ紙(電子版)は15日、「レッドソックスがソトに正式なオファーを出すとすれば、MLB史上最高額のオファーの一つになりそうだ。ほとんどの専門家は、ソトは少なくとも6億ドル(約926億円)相当の契約を結ぶだろうと見ており、昨オフに大谷翔平がドジャースと結んだ記録的な契約(10年7億ドル=約1015億円・合意当時)に達する可能性もあると見ている」との見解を示した。 その一方で、「もしレッドソックスがソトを獲得すれば、ちょっとした、いい問題を抱えることになる。(中略)多くの専門家は有望株のロマン・アンソニーが2025年中にメジャーデビューを果たすと考えており、ソトの枠を確保するためには、ジャレン・デュラン、ウィリアー・アブレイユ、セイダン・ラファエラのいずれかを移籍させなければならなくなる」と説明した。 米メディアがソトの移籍先をニューヨークに本拠地を置くヤンキースとメッツを有力視している。レッドソックスは割って入ることが出来るか。
東スポWEB