中野れきみんで「上高田の農家の暮らし」展 旧家・細井家の寄贈資料も
館蔵品展「上高田の農家の暮らし」が12月24日、江古田二丁目バス停近くの「山崎記念中野区立歴史民俗資料館(通称=れきみん)」(中野区江古田4、TEL 03-3319-9221)1階特別展示室で始まった。(中野経済新聞) 【写真】(関連フォト)「山崎記念中野区立歴史民俗資料館(通称=れきみん)」外観 中野区の高台、東西南北のいずれの方向からも坂道を上るという立地にある中野区上高田は、高台にあることで田より畑が多かったことから、野菜農家が多かった地域といわれている。上高田3丁目にあった細井家は17代続いた旧家で、かつては野菜やたくあんを作り、神田の青物市場へ売りに行っていたという。細井家から寄贈された資料などから、農家の暮らしや上高田の少し前の風景などをたどる。 展示室内には、「上高田あれこれ」「細井家の暮らし」「神と季節の行事、祭礼」「消防団」「在りし日の細井家」「上高田の風物」の6つのコーナーに分けて、説明パネルや写真約100点、農具約100点などを分類して展示している。 開館時間は9時~17時。月曜・第3日曜休館。12月28日~1月3日は休館。入館無料。2月9日まで。来館者には同展来館記念「ぽち袋」を進呈している。
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