瀬古樹所属のストークがスペイン人指揮官を招聘。かつて中山雄太も指導した36歳
ストーク・シティは18日、ノリッジ・シティのコーチを務めていたナルシス・ペラッハ氏を3年契約で新監督として招聘したことを発表した。 現在36歳のペラッハ氏は、母国スペインのフィゲレスで指導者キャリアをスタート。ジローナでアシスタントコーチを務め、2020年7月からはハダースフィールドのアシスタントコーチを務め、日本代表DF中山雄太が加入した後には暫定監督として指揮も取った。 2023年5月からはノリッジでコーチを務めていた中、今回、3年契約でストークの監督に就任することが決まった。今季のストークは川崎フロンターレから瀬古樹を完全移籍で獲得。ただ、第5節終了時点で2勝3敗と苦しい戦いが続き、先日にスティーヴン・シューマッハ監督の解任を決断したところだった。 ペラッハ監督の初戦は20日に行われるチャンピオンシップ第6節のハル・シティ戦となる。指揮官に就任したペラッハ氏は、意気込みを口にしている。 「イングランドや他の国で監督になる機会は他にもあったが、このリーグ、対戦相手、そして我々の選手たちについてすでに知っている。スカッドのレベルは良い。彼らを信じており、彼らの資質に合ったプレースタイルを作り上げるよ。ストークに対して大きな興奮と責任感を感じており、(会長の)ジョン・コーツと(テクニカルディレクターの)ジョン・ウォルターズにこの機会を与えてくれたことに十分感謝している。彼らの目に、クラブに対する情熱と、異なるアイデンティティと哲学を受け入れたいという強い思いを見たとき、断ることはできなかった。一度決めたら、全力を尽くすよ」