南野拓実、遠藤航は何位? クロップ政権で獲得した《リヴァプール新戦力ランキング》
TOP10はクロップ・リヴァプールを支えた名手ばかり
26日、リヴァプールは指揮官ユルゲン・クロップの今季限りでの退任を発表した。それに合わせ、英『GIVE ME SPORT』はクロップ政権で獲得した選手たちをワーストからベストまでランキング形式で紹介している。 気になるのは2人の日本人選手だ。1人はザルツブルクから獲得されたFW南野拓実、もう1人は昨夏にシュツットガルトから合流したMF遠藤航だ。 まず南野は45人中、22位に。遠藤はその1つ下の23位に選ばれている。南野は思うように出番を掴めなかったが、国内カップ戦では爪痕を残した。また獲得に費やした移籍金が高額ではなく、その後モナコへの売却もスムーズだった。ビジネス面でも悪くない補強だったとの評価だ。 一方、まだ加入して半年の遠藤は徐々に評価を上げている段階だ。同メディアも遠藤の実力を評価しており、今季終了後にはもう少し順位を上げることになるかもしれない。 「遠藤はドミニク・ショボスライのようなワールドクラスの新戦力ではないかもしれないが、遠藤はクロップが彼に頼るたびに黙々とその仕事をこなしてきた。また、彼の移籍金はわずか1600万ポンドだ。支払った金額に対して、リヴァプールはこれまでのところ非常にまともな利益を得ている」 当初は守備的MFのバックアッパーと考えられていたが、アレクシス・マクアリスターの負傷もあって出番は増加。そこで評価を上げており、持ち前のデュエルの強さも存分に発揮されている。コスト的にも、成功と言っていいのではないか。 ちなみにBEST10は次の通りだ。 10位:ジョルジニオ・ワイナルドゥム 9位:ジョエル・マティプ 8位:ルイス・ディアス 7位:ディオゴ・ジョタ 6位:ファビーニョ 5位:アンドリュー・ロバートソン 4位:サディオ・マネ 3位:アリソン・ベッカー 2位:フィルジル・ファン・ダイク 1位:モハメド・サラー 上位3人の顔ぶれは納得か。チームにプレミアリーグ、チャンピオンズリーグのタイトルをもたらした近年のベストプレイヤーだ。 他にもフリーで獲得したマティプ、800万ポンドと安価だった左サイドバックのロバートソンなど、コスト面でも彼らのTOP10入りは妥当だろう。
構成/ザ・ワールド編集部