「山健組」組長に無罪判決 神戸地裁「別人が犯人である可能性を否定することはできない」 対立する暴力団の組員を銃撃した罪に問われた裁判
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対立する暴力団の組員を銃撃した罪に問われた暴力団組長に無罪判決です。 判決によりますと「山健組」組長の中田浩司被告(65)は2019年8月、神戸市中央区の路上で、当時対立関係にあった「弘道会」の男性組員(当時51)をけん銃で撃ち、殺害しようとした罪に問われていました。 これまでの裁判員裁判で中田被告は「私は犯人ではありません」と起訴内容を否認。検察は「防犯カメラ捜査の内容から中田被告の犯行である」などとして懲役20年を求刑していました。 10月31日の判決で神戸地裁は「中田被告が犯人である可能性は高いが、別人が犯人である可能性を否定することはできない」などとして無罪を言い渡しました。検察は「判決内容をよく検討し上級庁とも協議のうえ適切に対応したい」としています。
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