「良い喫茶店」を見つけるポイントは「お店への愛着とマスター」喫茶店愛好家・難波里奈が指南
ホラン千秋がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「apollostation Drive Discovery PRESS」(毎週日曜 12:00~12:25)。番組では“ラジオの中の編集部”を舞台にホランが編集長、リスナーが番組専属特派員となり、全国の食べ物やさまざまな場所にスポットを当て、日本の魅力を再発見していきます。 2月18日(日)の放送では、前回に引き続き、喫茶店愛好家の難波里奈(なんば・りな)さんをゲストに迎えて、良い喫茶店の見極め方や内装の素晴らしいお店などについて語っていただきました。
◆能町みね子オススメの穴場喫茶店
前回の放送では、独自の喫茶店の楽しみ方、奥深さを教えてくれた難波さん。まず今回は、オススメの穴場喫茶店を聞いてみると、兵庫県西脇市にある「喫茶リラ」をチョイスします。 こちらは、難波さんの喫茶友達でコラムニストの能町みね子さんも絶賛するお店で「昔ながらの喫茶店(の雰囲気)が良い状態のまま残っています。(店内は)天井からマスター自作のひょうたんが、いっぱいぶら下がっているんです」と説明すると、「どういうこと!?」と驚きの声をあげるホラン。 難波さんいわく、ひょうたんはインテリアとして大量にぶら下げられているそうで、ほかにも年季の入った味わい深い手書きのメニューがあり、マスターの都合次第で提供できるメニューが変わることもあるそうで、「そういう緩やかさ、ルールのなさ、みたいなものも“喫茶店あるある”で良いなと思います」と語ります。
◆“マスターのお悩み相談”にホランも興味津々
続いて“良い喫茶店を見極めるポイント”について伺うと、難波さんは「新しいお店もいいんですけど、古いお店でも愛着を持ってきれいにされていたり、外観を見たときに“大事にしているな”って感じるお店は、店内に入ったら良い気分になって帰れることが多いですね。年代を重ねて古くなっているけど、お店がないがしろにされていない感じが見受けられると、掃除が行き届いていなくても“ここに来てよかったな”って思います」と熱弁。 さらに、良いお店のポイントはもう1つあると言い、「来たお客さんに対して、マスターが温かい感じで接してくれていると、やっぱりうれしい気持ちになりますよね」と言います。 そこで、難波さんオススメのマスターを聞いてみると、「最近よくお話するようになって“この方はすごいな!”って思ったのは、東京タワーの下あたりにある『横濱屋』のマスターですね」と声を大にします。 なんでも、こちらのマスターはYouTubeでお悩み相談をおこなっており、お店に行き、悩みをメモして置いていくと、後日その悩みについてアドバイスをくれるそうで、それを聞いたホランは「そのYouTubeは絶対に観ます!」と興味津々の様子でした。