歴史的121敗Wソックスの有望株、35歳で大復活の両左腕が「カムバック・オブ・ザ・イヤー」
MLBオフシーズンのメインイベントの1つである「オールMLBアワーズ・ショー」が14日(日本時間15日)に行われ、「カムバック・オブ・ザ・イヤー」が両リーグから1選手ずつ発表された。 ア・リーグからはホワイトソックスのギャレット・クロシェット投手(25)、ナ・リーグからはブレーブスのクリス・セール投手(35)が選出された。 左腕クロシェットは20年ドラフト1巡目(全体11位)でホワイトソックスに入団。2年目の21年にはリリーフとして54試合に登板したが、22年4月に左肘のトミー・ジョン手術を受けた。今季は5月に復帰。チームは歴史的なシーズン121敗を喫したこともあり、クロシェットは6勝12敗に終わったが、投じた146イニングを大きく上回る209三振を奪った。 メジャー14年目の左腕セールは、13年から7年連続で2ケタ勝利をマークしたが、19年以降は6勝が最多。ブレーブスに移籍して迎えた今季は両リーグトップの防御率2・38、同タイの18勝で大復活した。