女性職員増へ職業説明 育休・産休取得後の業務などを紹介 福島県の郡山地方広域消防組合 高校生ら20人が参加
福島県の郡山地方広域消防組合の女性向け職業説明会は郡山市の消防本部で行われた。県内外の高校生や大学生らが参加し、消防への理解を深めた。 「消防は男性の仕事」というイメージを払拭し、女性の志願者を増やす目的。約20人が参加した。 郡山消防署予防係の工藤裕美さんが妊娠時や育休・産休取得後の業務など自らの体験を紹介。消防救助や救急など所属ごとにブースを設け、女性職員が仕事内容ややりがいを話した。消防ホースや空気呼吸器など資機材の展示や制服の試着、放水体験も繰り広げられた。 ◇ ◇ 郡山地方広域消防組合は、来年4月採用の職員を募っている。23日まで応募を受け付けている。 募集職種は消防吏員で、採用人数は5人程度。対象は1997(平成9)年4月2日から2007年4月1日までに生まれ、職務遂行に支障がない身体である人。学歴は問わない。 1次試験は9月29日、消防本部・郡山消防署で教養試験や適性検査を行う。2次試験は合格者に別途通達する。
同組合のウェブサイトから申し込める。問い合わせは消防本部総務課人事教養係へ。 (郡山版)