メッツが佐々木朗希と面談と米報道…近くヤンキース、ドジャース、パドレスもか
複数の米ニューヨークメディアは19日、メッツが同日に、ポスティングシステムでメジャー移籍を目指す佐々木朗希投手と面談したと伝えた。前日には、ヤンキースのキッシュマンGMが「近く」、佐々木投手と面談すると明らかにしている。有力視されるドジャースやパドレスも順次、行う可能性が高い。 ◆大谷翔平、佐々木朗希と親しげに肩を組む【写真】 佐々木の契約を巡っては、今月10日に代理人のジュエル・ウルフ氏が興味のある球団に対して、資料などを提示してもらい、今週から面談を行うと話していた。佐々木は既に渡米。クリスマス前に一度帰国し、1月に入って再渡米するという。その時に、最終段階の面談に入るようだ。 西海岸のドジャースとパドレスが有力視されているが、ニューヨークに本拠地を置く2チームも、佐々木獲得を目指してアピールしている。メッツは昨年、山本由伸投手の獲得にも参戦。山本はドジャースに奪われたが、23年に千賀滉大投手の獲得に成功。日本市場の選手獲得に力を入れている球団の一つだ。 23歳の佐々木獲得を巡っては、海外契約選手の規定で「25歳ルール」があり、25歳未満の選手はマイナー契約のスタートで、契約金や年俸が大幅に制限される。「マネーゲーム」にならない中で、各球団の熱意や育成プランなどが問われる。
中日スポーツ