ソフトバンクがファーム選手権連覇へ ウエスタン最多勝&最優秀防御率のタイトルホルダーリレー 松山秀明2軍監督「うちの看板選手」
5日に行われるファーム日本選手権(ひなたサンマリンスタジアム宮崎)を前に、ソフトバンク2軍が4日、宮崎市の木の花ドームで練習を行った。就任1年目でウエスタン・リーグを制した松山秀明2軍監督(57)は「(シーズンの)後半、ベンチのムードが良く、勝ってきたような感じもある。明日も(いいムードを)出してほしい。今季最後の試合になるので、勝って終わりたい」と期待を込めた。 ■まるで映画のワンシーン、球場入りする柳田悠岐【写真】 先発は2年目左腕の前田純(24)。7月末に支配下選手となり、ウエスタン・リーグで10勝を挙げて中日の松木平優太と並んで最多勝のタイトルを獲得。9月29日の日本ハム戦(エスコンフィールド北海道)では、1軍初先発で初勝利を飾った。「今年1年間、優勝する原動力となってくれた。当然、彼が締めてもらいたい」と松山2軍監督。2番手には、最優秀防御率に輝いた三浦瑞樹(25)が控える。「タイトルを取った2人が、うちの看板投手。その2人で絶対行きたいと思っていたので期待したい」と起用の理由を語った。 今季は育成から計8人が支配下となった。「育成の選手たちがアピールをして結果を出して、他の育成選手たちにも、目標になっている」と話す。 2年連続のファーム日本一に向けて「明日に関しては(シーズンのように)こういうところでこの選手を起用して、いい経験ができればなどと考える必要はない。純粋にチームが勝つための選手起用をしていきたい」とうなずいた。(浜口妙華) 【#OTTOホークスファーム情報】
西日本新聞社