40歳FWピーター・ウタカ、甲府退団が決定「これもサッカー界で生きていればの宿命です」。今季もJ2で34試合8ゴール
ヴァンフォーレ甲府は15日、FWピーター・ウタカの今季限りでの契約満了を発表した。 J1昇格プレーオフ進出を勝ち取った4チームは? 2015年に清水エスパルスへ加入して初来日したP・ウタカは、サンフレッチェ広島、FC東京、京都サンガF.C.などで数々のJクラブでプレー。2023年には甲府に4シーズンぶりの復帰を果たすと、昨季は明治安田J2リーグで40試合12ゴール、AFCチャンピオンズリーグでは6試合3ゴールを記録。今季もJ2リーグで34試合8ゴールの数字を残していた。 甲府に別れを告げることとなった40歳のウタカは、クラブ公式サイトで以下のようにコメントしている。 「今、多くの感情が込み上げてきますが、これもサッカー界で生きていればの宿命です」 「選手は出会いと別れを繰り返し、時には家族のような絆が生まれることもありますが別れが来るのも仕方がないことで、簡単に言うとそれが人生だと思います」 「シーズンを無事に終え、怪我なくトレーニングや試合に臨むことができたのも、神のご加護とお導きのおかげであり感謝しています。ヴァンフォーレサポーターの皆様、このクラブでの時間を通じて、皆様からの温かいご支援とご声援が心の支えとなりました。このユニフォームを纏い、共に全力を尽くし、最高の瞬間を共有することができ何より嬉しく、思い出になりました。今シーズン、望んでいた結果には及びませんでしたが、最後までお支えいただいた皆様のおかげで、ここまで努力を重ねることができました」 「私は甲府と契約満了となりますが、一先ずは大事な家族との時間を大切にして、新たな挑戦に向けて備えていきたいと思います。素晴らしい仲間、スタッフの皆様、スポンサーの皆様、私はここでの経験を誇りに思います。皆様からいただいたエールを心に刻み、どこへ行ってもヴァンフォーレ甲府の名を誇りに思い続けます。またどこかでお会いできるのを楽しみにしています!」 「I will miss you all.See you again, love Utasan.」