杉咲花が“記憶障害の脳外科医”演じる『アンメット』新キャスト発表 医師復帰→ミステリーが見どころに
俳優・杉咲花が主演を務め、4月放送スタートするカンテレ・フジテレビ系月10ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』の新キャストが28日に発表され、若葉竜也、井浦新の出演が決まった。 【写真】『アンメット』主演の杉咲花が医師姿を披露 同作は、講談社『モーニング』で連載中の子鹿ゆずる氏による同名漫画を実写化。“記憶障害の脳外科医”という前代未聞の主人公が、目の前の患者を全力で救い、自分自身も再生していく姿を描く、新たな医療ヒューマンドラマとなる。 事故で脳を損傷し、重い後遺症を抱える脳外科医・川内ミヤビ(杉咲)は、過去2年間の記憶がないだけでなく、寝て翌朝起きるとすべてがリセットされてしまう。看護師の補助的な仕事をしながら、自分の毎日を日記に詳細に記録。毎朝5時に起きてすべて読み返し、記憶を補う。 若葉と井浦は、そんなミヤビを助け導く2人の医師役となる。若葉が演じるのは、アメリカの大学病院から丘陵セントラル病院に赴任してきた、脳外科医・三瓶友治。医師として優秀だがマイペースの変わり者で、ミヤビが医師の仕事をやらないことに疑問に抱き、「人手が足りないから」と手伝わせようとして周囲の反発を食らう。謎だらけだが、その言動には説得力があり、ミヤビは戸惑いながらも患者と向き合っていくことになる。 井浦は、関東医大病院 脳外科教授・大迫紘一を演じる。脳外科の権威でありながら柔和な人柄で人望も厚い。ミヤビとは古くからの知り合いで、脳外科医を目指すきっかけとなった、目標であり恩人。ミヤビの主治医でもあり、働きやすいよう力になってくれ、脳外科医復帰にも「そろそろと思っていた」と背中を押す。趣味は観葉植物の収集。教授室には緑があふれ、いつも目を細めて愛でている。 2人が背中を押し、ミヤビはもう一度、脳外科医として新たな一歩を踏み出す。一方で、“消えた2年間の記憶”の中に隠された謎や、大きな秘密が明らかになっていく。全編を通して描かれていくこのミステリー展開もドラマの大きな見どころとなる。 ■若葉竜也 コメント 粛々と、目の前のやるべき事に向き合いたいと思います。いまにも破裂しそうな2024年という時代を生きるものとして、ほとばしりたいと思います。 ■井浦新 コメント 人は大切な想い出や楽しかった日々を記憶として覚えてることで幸せを感じられます。そして忘れたり記憶にないことで不安を感じ、でも時に助かったり救われたりもします。光にも闇にもなる人の"記憶"について、この作品を通して深く考えてみたいと思います。いままで表現したことのない人物像が浮かび上がってくるかもしれません。スタッフ・キャストの皆さんとは初めてお仕事させていただける方々がたくさんいらっしゃいます。とても刺激的でワクワクしています。プロデューサー・監督陣は何作も重ねてきた信頼を寄せている方々です。みんなで丁寧に人の心を描きながら物語を紡いでゆき、楽しく観ていただきながら生きる希望が湧いてくるような、優しく力強い作品をつくってゆけるよう励みたいと思います。