シフィオンテクがアンドレエワとの初対決に辛勝で準決勝へ「17歳だけど同じレベルでプレーしていたと感じる」 [シンシナティ・オープン/テニス]
シフィオンテクがアンドレエワとの初対決に辛勝で準決勝へ「17歳だけど同じレベルでプレーしていたと感じる」 [シンシナティ・オープン/テニス]
WTAツアー公式戦「シンシナティ・オープン」(WTA1000/アメリカ・オハイオ州シンシナティ/8月13~19日/賞金総額321万1715ドル/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で、第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)が17歳のミルラ・アンドレエワ(ロシア)に4-6 6-3 7-5で逆転勝利をおさめてベスト4に進出した。 ~シンシナティ・オープンで17歳の挑戦を退け4強入りを決めた世界ナンバーワンのシフィオンテク選手~ 第3ゲームでサービスダウンを喫して第1セットを落としたシフィオンテクは1-0から初のブレークに成功して第2セットを取り返し、第3セット4-5から最後の3ゲームを連取して2時間30分で辛勝した。 アンドレエワは第3セット5-6からブレークポイントを握って世界ナンバーワンと最後まで互角に渡り合ったが、最初のマッチポイントでフォアハンドがラインを割って死闘に終止符が打たれた。シフィオンテクはアンドレエワとの初対決で勝利が決まった瞬間、大きく万歳をして喜びを表現した。 「彼女は17歳だけど、同じレベルでプレーしていたと感じる。接戦だった。最後はすべてのポイントが重要だった。もちろん簡単ではなかった」とシフィオンテクは試合後のオンコートインタビューで語った。 「(第1セットを落としたあと)同じやり方でプレーしていてはダメだと思った。彼女(アンドレエワ)にもっとプレッシャーをかける必要があった。もっと積極的にプレーしたし、何をすべきかはわかっていた。(第1セットと)同じリズムでは十分ではなかった。やり方を変えて、直ぐに効果を感じたわ」 シフィオンテクは次のラウンドで、第10シードのリュドミラ・サムソノワ(ロシア)を6-3 6-2で破って勝ち上がった第3シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)と対戦する。 もうひとつの準決勝は、ジェシカ・ペグラ(アメリカ)とパウラ・バドーサ(スペイン)の顔合わせとなった。第6シードのペグラがレイラ・フェルナンデス(カナダ)に7-5 6-7(1) 7-6(3)で競り勝ち、元世界ランク2位のバドーサはアナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)を6-3 6-2で退けた。
テニスマガジン編集部
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