最多勝投手の元ドジャース・ウリアス、25年に日本でプレー?「法律に従う限り、いかなる障害も受けるべきではない」と弁護士
2023年9月に家庭内暴力で逮捕された元ロサンゼルス・ドジャースのフリオ・ウリアス投手が、25年に日本でプレーするかもしれない。ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』が5月15日、メキシコの野球メディア『Puro Beisbol』の記事を引用する形で伝えた。 【PHOTO】大谷翔平&真美子夫妻の“仲睦まじいツーショット”写真を厳選してお届け! 「5月上旬、ウリアスは36か月の略式保護観察を言い渡され、30日間の地域労働を課せられた。また、52週間の家庭内暴力カウンセリングコースを修了し、家庭内暴力基金の費用を支払うよう命じられた。メキシコの『Puro Beisbol』によると、ドジャースでのキャリアが終わったウリアスは、一定の条件を満たすのであれば、外国で現役を続けるチャンスがあるようだ」 『Puro Beisbol』は、ウリアスの弁護を務めるエドガルド・キンタニージャ弁護士にインタビューを行なった。69歳のキンタニージャ弁護士はエルサルバドル出身で、1972年に米国に移住。93年にカルフォルニアで弁護士免許を取得し、米国の移民法事件の専門家として名を馳せている。事務所はドジャー・スタジアムの近くに構えているという。 キンタニージャ弁護士は、「フリオは永住権を持つ人物への法律で定められている6か月以内であれば入国や出国ができる」と語った一方、24年シーズン中は外国でプレーしないという。「6か月以内に米国を出国すれば、当局はウリアスがもう米国内に住むつもりはないとみなしてしまうからだ」と語った。 それでも、25年であれば外国でプレーする可能性が高まるようだ。「カウンセリングと善良な行動を遵守するなら、米国を離れる許可が与えられ、選手に多額の契約金が支払われているメキシコや日本などのプロリーグで働くことができるだろう。そこに障害はないはずだ」と語り、メキシコや日本でのプレーの可能性を示唆した。 27歳のウリアスは、はたしてどのようなキャリアを描いていくのだろうか。 構成●THE DIGEST編集部