メモリーセーバーを搭載した「Vivaldi 6.7」がリリース ~フィードの自動検出にも対応
ノルウェーのVivaldi Technologiesは4月25日(現地時間)、デスクトップ版「Vivaldi 6.7」を正式公開した。「メモリーセーバー」を搭載するなど、多くの改善が盛り込まれている。 【画像】本機能は初期状態で無効。設定画面の[タブ]-[メモリーセーバー]セクションで有効化できる 「メモリーセーバー」は、非アクティブなタブを自動的に休止状態にすることで、メモリの使用量を削減する機能だ。これまでもワークスペースやタブスタック(グループ化されたタブ)を手動で休止状態にすることができたが、「メモリーセーバー」ならばそのようなメモリ管理を「Vivaldi」に任せ、メモリを節約できる。 節約したメモリはオンラインゲームや動画視聴などに使っているタブへ割り当てられるため、全体的なパフォーマンスアップが期待できるだろう。休止状態のタブは、アクティブになれば自動で再読み込みされる。 本機能は初期状態で無効。設定画面の[タブ]-[メモリーセーバー]セクションで有効化できる。その際、「メモリーセーバー」が発動するまでの時間をユーザー側で指定することも可能だ。 さらに、本バージョンではフィードの自動検出がサポートされた。「Vivaldi」はWebサイトの新着情報を配信するRSSフィードを購読できるフィードリーダー機能を備えているが、なかにはフィードを配信しているにもかかわらず、そのリンクが見当たらないWebサイトもある。「Vivaldi 6.7」はWebサイトでフィードを見つけると、アドレスバーにアイコンを表示し、クリックするだけで簡単にフィードを購読できるようになっており便利だ。 そのほかにも、本バージョンでは以下の機能が追加された。 ・すでに開いているタブの右クリックメニューから新しいワークスペースを素早く作成できるように ・パスワードとフィードのエクスポート ・Mac版でアプリのタイル表示が可能に デスクトップ版「Vivaldi」は、Windows/Mac/Linux/ChromeOSに対応するクロスプラットフォーム対応アプリケーションで、現在、本ソフトの公式サイトから無償でダウンロードできる。 ソフトウェア情報 「Vivaldi」Windows版【著作権者】Vivaldi Technologies AS【対応OS】Windows 10以降(編集部にてWindows 11で動作確認)【ソフト種別】フリーソフト【バージョン】6.7.3329.17(24/04/25)
窓の杜,樽井 秀人