「仕事で使うデータ、消しちゃった…」ピンチを救ってくれた復元ツール【今日のライフハックツール】
先日、取材先で撮った写真データをSDカードから誤って削除してしまいました。しかも、データをデバイスに移行する前に、です。 「仕事で使うデータ、消しちゃった…」ピンチを救ってくれた復元ツール【今日のライフハックツール】 原因は、移行したいデータ容量が移行先・iPad側の空き容量を上回っていて、整理を余儀なくされたから。 「空き容量が~」のメッセージが表示されたので、iPadのPhotoデータを確認しながら削除…していると思っていたら、なんとSDカード内のデータをごそっと削除していたのでした。 気づいたときは本当に焦りましたね。でも、オロオロする暇があったらすぐに行動しなければと考えて「SDカード 削除 復旧」みたいな単語で検索してみたら、あっという間に必要な情報が出てきて、ものの1時間程度で全データを取り戻せたのです(といっても1万円以上かかりましたが…)。 というわけで、今回はどのようにしてデータを取り戻したのか、紹介します。 【この記事はこんな人にオススメ!】 たった今、誤って必要なデータを消してしまった! もしもの時のリカバリー方法を検討している
1. まずSDカードを安全に抜く
調べたところ、SDカードから削除したデータを復旧するためには上書きしないのが大切だとわかりました。 なので、最初にしたのはSDカードをiPadから取り外すことです。 PCの場合、一度取り外すのなら、いきなり引き抜いたりせず、ちゃんと取り外しの操作手順を踏んでからにしましょう。でないと、データ破損などさらなる被害を生む可能性があります(のちに復元のため、また接続する必要がありますが)。
2. データリカバリーツールを使う
私がデータリカバリーに使ったのは『Wondershare Recoverit』というソフトです。 PCのHDDやSDカード、USBドライブなどから削除された写真、音楽、動画、ドキュメント、電子メールデータなどを復元するもの。 ソフトをダウンロードすると、リカバリーしたいファイルが入っているフォルダが表示されます。 復旧したいファイルを選択すると、リカバリー可能なデータが表示されます。 ちなみに、ここまでが無料。実際にリカバリーするためには、有料版に登録する必要があります。 私はMac版で買い切りの永続プランを選択したので、1万2980円でした(2万940円の年契約プランもあります)。
3. あとは待つだけ
ソフトを購入し、データのリカバリー先を指定すればあとは待つだけ。 このときPCにリカバリーするだけの容量がない場合もあるので、大容量のSSDやHHDがあると便利だと思いました。 データの書き込みが終了したのでSSDのファイルを確認したところ完璧に復旧できていました。あー、よかった! 痛い出費でしたが勉強になりました。とりあえず、データ整理はこまめに。そして、万が一削除してしまっても復旧は可能だということを覚えておいてください。 今日のライフハックツールをもっと見る>> Source: Wondershare Recoverit
中川真知子