柳楽優弥と桜井ユキが“晴男”“雨女”対決「今のところ僕、勝ってます」 齋藤飛鳥は子どもたちのマドンナ的存在に
TBSドラマの合同制作発表会「TBS DRAMA COLLECTION 2024 AUTUMN」が、10月5日に東京・赤坂サカス内BLITZスタジオにて開催され、日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」より神木隆之介、斎藤工、杉咲花、土屋太鳳、火曜ドラマ「あのクズを殴ってやりたいんだ」より奈緒、玉森裕太、岡崎紗絵、渡部篤郎、金曜ドラマ「ライオンの隠れ家」より柳楽優弥、坂東龍汰、齋藤飛鳥、佐藤大空、桜井ユキ、総勢13人のキャストが登壇。10月からスタートする各ドラマの魅力や撮影裏話などを語った。司会は篠原梨菜アナウンサー。 【写真】壇上に飛び込んできた佐藤大空を抱きとめる坂東龍汰 ■平穏に暮らす兄弟が“ある事件”に巻き込まれていくヒューマンサスペンス 10月11日(金)スタートの「ライオンの隠れ家」(毎週金曜夜10:00-10:54)は、どんな境遇でも大切な存在を守るために必死で生きる人たちの家族愛と兄弟愛を描く、心震えるヒューマンサスペンス。 柳楽演じる市役所で働く平凡で真面目な優しい青年・小森洸人(こもり・ひろと)と、坂東龍演じる自閉スペクトラム症の美路人(みちと)の兄弟が、佐藤演じる「ライオン」と名乗る男の子との出会いをきっかけに"ある事件”に巻き込まれていく。 洸人が務める市役所の後輩・牧村美央(まきむら・みお)役で齋藤、“ある事件”を追う週刊誌の記者・工藤楓(くどう・かえで)役で桜井が出演。 ■「“ここまでこだわるんだ”という印象」 茨城・神栖の美しいロケーションが見どころの一つとなっている同作。坂東は、「本当に町がきれいだし、いいですよね、神栖の町」と語り、柳楽も「演技を信じてくれるような監督が今回多いので、ロケーションによって役柄の気分になっていることが結構あるんです。すごく最高なロケーションで、“ここまでこだわるんだ”という印象を感じています」とうなずく。 さらに、坂東は「セットとかも含め、僕たちの生活というものにすごく力をくれるというか、助けてくれる場所で、キャストもみんな本当の家族な感じがしていて、今日ここにいるのが不思議な感じ。いていいのかなとソワソワしております。あっちがリアルで、ここはどこ?という感じがしています」と吐露した。 一方、桜井はロケで困っていることがあるという。「私がとんでもない雨女と言いますか、撮影に出ると必ず雨が降ってしまうんですけど、本当に今、ほぼほぼロケが雨になってしまって。柳楽さんがすごく晴男だというお話を聞いていて、2人そろうとどうなるんだろうなと思っていたんですけど…」と話し出すと、柳楽は「今のところ僕、勝ってます」とにっこり。 続けて桜井は、「そうなんですよね。でも、柳楽さんが先に帰られると雨が降るんです。だんだん申し訳ない気持ちになってきて。この間、プロデューサーの方がメークさんに『桜井さんって雨持ってきてるよね?』と言っていたぐらい、もう気付かれてしまったんですけど(笑)。ちょっと天気には困ってますね」と明かした。 すると、そのやり取りを聞いていた佐藤が「今日は雨降ってるよ」とぽつり。会場からはこの日一番の笑いが起き、桜井は「ごめんね、ごめんなさい」と謝っていた。 ■齋藤飛鳥は「子どもたちにとって女神、マドンナ的存在」 また、スタッフからは、「齋藤さんがいる日は、大空くんもいつもより元気。エキストラの子どもたちも突然口説き出したり、子どもたちにとって女神、マドンナ的存在になっています」というタレコミが入る。 美央が保育士だった頃の回想シーンで大勢の子役に囲まれていた齋藤は、「保育園の男の子から『先生にしてはかわいくない?』と口説いていただいて(笑)。おもちゃの王冠とかを頭に乗せてもらって楽しく撮影しております」とコメント。 坂東も「本当になんかすごいですよ。大空くんが齋藤さんがいる日になると急に“男”になるんです。照明に乗せる重りを『俺上げられる!』みたいな感じで(笑)。いい傾向です」と暴露。「違う!」と否定する佐藤に、「ごめんごめんごめん」と慌てて平謝りする坂東の姿もあった。 最後に柳楽は、「この作品にすごくリアリティーを与えてくれているのが大空くん。そして、このオリジナルドラマが全11話の中でどういうふうに着地するのか、実は僕もまだ想像ができていなくて、そのチャレンジ精神というか、そこに乗ってくれたキャストとスタッフでしっかりといいところに着地するように日々頑張っておりますので、皆さん温かく見守っていただけたらうれしいです」と呼び掛けた。