「一時保育」の時間を使って子どもが新体験!親と子がお互いに楽しく過ごせる新たなサービス
TOKYO MX(地上波9ch)朝の情報生番組「おはリナ!」(毎週月~金曜7:00~)。放送では、「一時保育」の新たなサービスを紹介しました。 ◆一時保育をより簡単に「あすいく」 スマホで空き状況の検索から予約まで 一時保育とは、冠婚葬祭や病気など様々な理由で保育者が保育できないときに、短期間預けることができるサービスです。今はどんどん進化し、一時保育を利用をより簡単に、そして一時保育を通して親と子がお互いに楽しく過ごせる最新のサービスがあります。 それが「あすいく」。LINEで会員登録すると、すぐに受け入れ可能な保育園の検索と予約がスマートフォン上でできるというものです。 都内在住の女性は、急な仕事で次男の預け先を探すことになり、今回、一時保育のサービス「あすいく」を初めて利用。無事に予約ができ、保育園に預けることができました。 「あすいく」を考案した三児の母親である幸脇啓子さんは、サービスの開発に自身の体験が活きていると話します。 通常、一時保育を利用する時の課題として「例えば最初にまず電話で1個1個空きを聞いていかなくちゃいけないっていうところがあり、例え空きがあってもその後面談に行くとか、書類を書いて持っていかなければいけないというところで、かなりいっぱい手間がかかってしまう。実際、私もそこで挫折したっていう経験があった」と幸脇さん。 その経験をもとに「今はいろんなサービスがスマホからできるのが当たり前になっているので、その当たり前をここに持ち込みたいなというふうに思って」このサービスを作ったと話します。 既存のサービスでは、空いている保育園を検索できるものはありましたが、そこから問い合わせしないと実際の空き状況がわからないというものが多かったとか。そこで「保育園の方々にもご協力をいただいて、空き情報を必ずオンラインで反映できる状態にしています」と話します。 ◆新たな体験型保育サービス「キネいく」 さらに、「あすいく」を運営するこちらの会社が新たに始めたサービスがあります。それが「体験型保育」。寺脇さんは、「お子様がお母さんお父さんと別れながら、楽しい体験ができるというプログラムを行っています。その預けている4時間はお母さんお父さんの自由時間なので、久しぶりに夫婦でランチをしたとか、ゆっくりリフレッシュができたというふうに利用いただいています」と解説。 寺脇さんが実施した一時保育のアンケートで、「預けたいんだけども、子供を預けることが悪いんじゃないかと思ってしまう」という結果がでたことから、「それを解決できるのは、(預けている間に)子供がすごくいい体験をしているとか、別に泣いているわけじゃないんだよっていうことが分かるといい」と話します。 新しい一時保育のサービス、「キネいく」。 やってきたのは都内の映画館。次々と親子が訪れ、子どもを保育士に預けていきます。子どもたちが一時保育の間にイラストを描いたり、映画館内を探検している様子などを撮影し、オリジナルの映像作品を作ります。 両親と即席の“上映会”では一時保育の間に、子どもたちがどんな体験をし、どんな表情でいたのか見られるます。これが、「キネイク」の魅力のひとつです。 参加者にどんな時間を過ごしたかを聞いてみると、「ご飯食べたりお買い物したり。普段下の子も生まれて、なかなか自由な時間取れなかったので。今日は、いっぱいものいっぱいできてゆっくりできました」「なんか一般の人も行けないような体験が、しかも保育士さん付きで体験できたので、安心して預けられたので良かったです」といった声が。子どもも「楽しかった!」と笑顔を見せていました。 こちらの会社では他にも、駅で駅員さんと過ごす「駅いく」や、山や川で自然を体験できる「山いく」、「虫いく」といったサービスを実施。一時保育の時間を使って子どもが様々な体験ができる機会を増やしています。