ホンダが国内の自動車生産拠点を3か所に集約 狭山工場は閉鎖へ
ホンダは4日、自動車の国内4か所の完成車工場を3つに集約すると発表した。
埼玉県にある狭山と寄居の2工場は寄居工場に生産機能を集約。主に軽自動車を生産する三重県の鈴鹿工場、子会社の八千代工業が少量モデルを生産する四日市工場の3拠点になる。 狭山工場は2021年度をめどに閉鎖し、従業員は寄居工場を中心に異動する。四日市工場は、ホンダが八千代工業の生産事業を完全子会社化することで合意した。 会見した八郷隆弘社長は「自動車産業は技術革新とともに大転換期を迎えており、新技術の商品化は、開発現場だけではなく製造現場も大きく進化しなくてはならない」と述べた。