尾州ウールで作る、オリジナルデザイン生地の羽織カーディガン

創業100年を迎える愛知県の老舗アパレル企業「大丸株式会社」は、地域繊維・尾州ウールを使ったオリジナル羽織カーディガンを発売。2024年9月21日よりクラウドファンディングサイト「Makuake」にて、一般販売予定価格が1万9000円のところを数量限定割引価格での先行販売がスタートした。 【写真】着心地がよく暖か！世界三大ウールと言われる「尾州ウール」で作る、オリジナルデザイン生地の羽織カーディガン ■歴史ある地域繊維をオシャレにアップデート 今回の新商品は歴史ある地域繊維・尾州ウールのオリジナルデザイン生地を使い、どんな体型の人にも似合うシルエットに仕立てた羽織カーディガン。国産工場の丁寧な縫製なので年代や性別を問わずに長く愛用できそうなひと品だ。 ■希少な尾州ウール混生地 日本一のウール産地である尾州のウール混素材を採用。職人の高齢化により新柄を出すことが難しい希少な品。今回の商品でも30年以上も現役で使われてきたパターン柄2種が採用されている。 ■シルエットにもこだわりあり ドロップショルダーやカーブを取り入れ、どんな体型にも合うようにゆったりとしたシルエットで制作。デザイン性の高いパターン柄でいて、どんな人にもなじみ、羽織ったり、カーディガンとして着用したりと、さまざまなコーディネートが楽しめる。寒い季節にはインナーとしてコートの下にも着用可能だ。 ■完全国内生産 完全国内生産の衣料は全体の約2％と言われるなか、今回の商品は尾州で編み、愛知県内で作る完全国内生産。クラウドファンディングで購入することで、古くからの繊維産地である尾州・三河で繊維業を営んでいる工場や職人の応援にもつながる。 ■企画・制作は地域の100年企業 今回の商品の企画・制作を手がける「大丸株式会社」は、代々愛知県三河地方で衣類製造業を営んできた創業100年企業。4代目となる現在も新たな価値を作っていくことを目標に模索を重ね、次のようなメッセージを発信している。 「この三河地方は、昔から地域産業として繊維業が盛んでした。しかし現在は、海外製品などに押され、地域にたくさんあった機屋さんや縫製工場もどんどん減ってしまっています。このままでは織機などもなくなっていき、地域産業が衰退してしまいます。この地域で職人が携わってできる三河木綿をはじめとした地域繊維で、長く使える良質な服作りをしていきます」 今回の新商品について、担当者に話を聞いてみた。 ーー今回の新商品の狙いは。 地域繊維産業を盛り上げたい、国内生産衣料生産背景を支えたいという狙いがあります。 ーー今回の新商品のイチオシポイントは。 30年以上弊社で取り扱いのある、尾州ウール混生地である点です。 ーー今回の新商品のアイデアはどのようにして生まれましたか。 従来はレディースのみで使っていた尾州ウール混生地を、ユニセックスでより広いユーザーに届けたいという発想から生まれました。 長く使える羽織やカーディガンをお探しなら、早割価格で購入できるこの機会を逃さず、チェックしてみてはいかがだろうか。 ※記事内の価格は特に記載がない場合はサービス料・税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。