東北の「魂」が結集 東北絆まつり 「六魂祭」の後継イベント
仙台市は23日、「東北六魂祭」の後継イベント「東北絆まつり2024仙台」(6月8~9日)の開催概要を発表した。 東北六魂祭は東日本大震災の犠牲者への鎮魂と震災からの復興を願って平成23年に始まり、29年からは「東北絆まつり」に引き継がれた。仙台で行われた第1回には45万人、第2回の盛岡市では33万人の観光客が集まり、コロナ禍で規模縮小があったものの、5類に移行した昨年の青森市には29万人が集まった。 祭りには東北の県都6市から「青森ねぶた」「盛岡さんさ踊り」「秋田竿燈」「山形花笠まつり」「福島わらじまつり」「仙台すずめ踊り」「仙台七夕」が参加し、定禅寺通から東二番町丁通で行われるメインの夏祭りパレードには約1000人が出演する。 8日夜に西公園で行われる青森ねぶたと秋田竿燈は漆黒の闇に鮮やかな演舞が浮かび上がるほか、航空自衛隊ブルーインパルスの展示飛行も行われる。 パレード向けの有料観覧席(1列目6000円、2列目5000円)は、団体(10人以上)、個人各1500席づつが5月7日から販売される。実行委員会は「個人向けの問い合わせが多数寄せられている」という。