【香港】観光局、パリのアートバーゼルに茶餐庁
香港政府観光局(HKTB)は、フランスのパリで開催されたアートフェア「アートバーゼル・パリ」に茶餐庁(香港式大衆カフェ)を出店した。 アート・バーゼル・パリは18~20日(VIP向けは16~17日)にパリ中心部の展覧会場「グラン・パレ」で開催された。観光局は会場内に本場の茶餐庁を再現、ローストポークとチャーシューを載せたご飯や菠蘿包(パイナップルパン)、エッグタルト、マンゴープリン、香港式ミルクティーなど香港ならではのメニューを提供した。 観光局は6月、アートバーゼルと3年間の戦略的提携契約を結んでおり、今回の茶餐庁出店はその一環となる。観光局の程鼎一(デーン・チェン)総幹事(事務局長)は「多くの来場者が立ち寄ってくれた」とコメント。今後も世界各地のアートバーゼルでユニークな体験を提供し、文化交流の中心地としての香港をアピールしていきたいと意気込んだ。 観光局は米国で12月6~8日(VIP向けは4~5日)に開催される「アートバーゼル・マイアミビーチ」や、来年3月28~30日に香港で行われる「アートバーゼル香港」に向けても新たな催しを計画している。