【陸上】豪州陸連がWA加盟国連盟賞を受賞 世界クロカン開催や、ブダペスト世界陸上で6つのメダルを獲得
世界陸連(WA)は12月8日、ワールド・アスレティックス・アワード2023の加盟国連盟賞に、豪州陸連を選出したことを発表した。 WAアスリート・オブ・ザ・イヤーの最終候補選手にライルズ、キプトゥム、キピエゴンら男女5人が選出 この賞は、年間を通してスポーツの成長と知名度に積極的に貢献した連盟を表彰するもの。豪州は2月にバサーストで世界クロスカントリー選手権を開催し、同国チームは混合リレーでメダルを獲得。オセアニア初のWAコンチネンタルツアー・ゴールドの大会が実施された。ブダペスト世界選手権では女子棒高跳のN.ケネディの金メダルを含む6個のメダルを獲得。ダイヤモンドリーグ(DL)ファイナル男子円盤投優勝のM.デニーの68m43をはじめとする豪州記録や、オセアニア記録が数多く樹立された。 21年から今年10月まで豪州陸連会長を務めたヤン・スウィンホー氏は受賞にあたり「国内だけでなく、ほかの多くの連盟やWAとの協力による、多大なる尽力の賜物です」とコメント。10月から会長に就任しているジェーン・フレミング氏は「WAと協力し、新しいジュニア・プログラムを立ち上げようとしています。WAは豪州だけでなくオセアニアの近隣諸国を支援している。とても感謝しています」と話した。 12月6日にはワールド・アスレティクス・アワード2023の最優秀写真賞が発表され、マティア・オズボット氏による男子十種競技のL.ノイゲバウアー(ドイツ)の写真に選ばれた。ワールド・アスレティクス・アワード2023の各賞は順次発表されており、年間最優秀選手賞の「ワールド・アスリート・オブ・ザ・イヤー」と、「ライジング・スター賞」については12月11日に発表される。
月陸編集部